ストレルカの記録場

軍事や宇宙開発、医療の話題。

反ワクチンの卑怯な「猛毒」という言葉

「ワクチンは猛毒です。」と言う”反ワクチンで支持を集める政治家”、”YouTube陰謀論者”などなどが多い。だが…

 

劇物毒物ではなく

猛毒」と言うには裏がある

 

毒物劇物取扱責任者」なんて資格があるように、毒物と劇物は国により定められ取り扱うには資格がいります。理科の実験で使う硫酸や塩酸、農薬や殺虫剤、薬やワクチンなどは「劇物」や「毒物」と明確に決められている。定義の詳細は省くが「致死量が少ない物質」が毒物や劇物と認定される。濃塩酸は20g程度を飲むと死に至るとされ、劇物となっている。青酸カリは0.3g程度を食べると死に至るとされ、毒物となっている。

 

では「猛毒」とはなんでしょうか。猛毒には定義がない、ゆえに自由に使い放題だ。私が猛毒と思えば猛毒だし、あなたが猛毒だと思えば猛毒、無責任に自由に使える魔法の言葉です。他の多くの薬と同様に新型コロナのワクチンは「劇薬」に指定されています。もし「新型コロナのワクチンは毒物」と言っている人がいれば、それは間違った発言なのです。でも「猛毒」なら、自由に使いたい放題です。政治家や詐欺師が好んで使いそうな言葉です。

 

おさらいですが「劇薬や毒薬だから食べたり飲んだりしてはいけない」というわけではないです。ただの水でも一度に5Lや10Lも飲めば人は死にますが、普通の量の水を飲む分には何も問題ありません。毒物や劇物も体に問題ない量なら何も問題ありません。そして「猛毒」という言葉には定義がなく、自由に使える無責任な言葉なので信用してはいけません。

2倍速、情報に飲まれる生活

200年前を想像してみよう。人類は数世代でどれほど進化しただろうか。些細な変化はあるが、体の構造はほぼ変わっていない。だが生活は200年でどれほど変化しただろう。

 

200年前の世界人口は10億人だが、現代では80億人だ。東京からイギリスへ行くには2ヶ月かかったが、現代では半日だ。100年前インフルエンザが世界流行するのに半年以上かかったが、現代では数日だ。30年前のアメリカ大統領がアクセスできた情報量は、現代の個人が得られる情報以下だと言われている。

 

ほんの数世代前まで食うに困ってた人類は、血糖値を上げるホルモンが5つあるのに血糖値を下げるホルモンが1つしかない為、現代の飽食の時代に肥満と糖尿病で苦労している。現代の生活に肉体や精神がついていけている保証はどこにあるだろうか。最近では映画や2倍速で聴く人が出ているが、体がついていけている保証はどこにあるのだろうか。

 

技術が発達することは好ましい。「技術発展を放棄して環境負荷を減らそう」は幻想であり、技術発展を加速させて今ある問題を解決するしか人類に活路はないと思う。だが、それに肉体や精神が問題なく付いていけるかは不明だ。社会は発展させなければならないが、時に200年前のような生活をして体を休める必要があると思う。

映画「ジョーカー」がゴミな理由

2019年公開の映画「ジョーカー」は、映画「ダークナイト」に登場した知的な部分のあるヒースレンジャー版のジョーカーではなく、身近にいる無敵の人が化け物に変貌する姿を描いた。ジョーカーはアメコミの中でも人気があるキャラクターであり、ジョーカーの看板を背負った時点である程度のファンや世間から注目・好感を持たれる。別にホアキン演じる映画「ジョーカー」が映画としてゴミだとは思ってない。むしろ世間の注目を多く浴びるほどの話題作となってしまった事が、今回私がゴミだと思う原因である。

 

2019年7月に京都アニメーションへの放火事件が起き世間が衝撃を受けた後の10月に映画「ジョーカー」は公開された。冒頭でジョーカーへの同情を誘い、その強い同情から映画後半の犯罪行為を許容・黙認・理解する流れになる作品。この作品は社会を悪い方向に導く作品だと私は考える。

 

SNS社会・資本主義の限界など社会の構造上このような作品が登場するのは必然な時期なのかもしれない。だがそれをジョーカーというキャラクターを使い大々的にやるべきではなかったと私は思う。この映画の出来栄えをファンや世間が議論する時点で社会には有害であり、穢れのような作品だと思う。

 

話は少し変わるが「成功したテロ」とはなんだろうか。暴力行為自体は成功したが、テロの目的が叶わなかった事例は山のようにある。逆に暴力行為には失敗したが、目的を達成したテロもある。成功したテロの代表例は911同時多発テロだ。なぜ成功したかといえば話題性があったからだ。イスラムにもアメリカにも興味がない人が振り向き継続的に話す話題性が成功の秘訣だ。映画「ジョーカー」は911テロと同様に継続的に話す話題性を持ってしまった。

 

2019年この映画を私は友と映画館で見た。私の友の感想は「なろう小説」、「こういう映画が出る後は不景気になる」であり、私も完全に同意した。株価だけ見れば不景気にはなっていないが、その後の日本で起きた首相暗殺、暗殺未遂、ジョーカーの仮装をしたテロなどを見ていると、日本社会がここ最近荒んだきっかけをこの映画が作ったのではないかと私は思う。

 

最後に…ヒースレンジャー版「ジョーカー」を返してくれ…スーサイドスクワットのジョーカーにも頑張ってもらいたい。ホアキン版ジョーカーを塗り潰してくれ。

(2023年11月5日23:59内容そのまま文章修正)

買い物で私が気にするリスク

小学校の家庭科の授業にて「JISマーク(日本産業規格)」の説明として、先生から「日本製が信頼されたのは規格があるから。火事になるような、よくわらかん製品じゃないから。」と言われた。その説明が正しいのかは置いておき、私は世の中の製品に2つ思う事ができた。

 

(1)人の作った物にはミスが付き物である。

(2)完全に信頼せず、1%くらいは常に性能を疑おう。

 

上記の2つを念頭に私は買い物をする。故に「春日が壊したIKEAの椅子」の様な構造的に明らかな無理があるのを技術力で解決しようとしている商品は嫌いである。またミスがない事を当たり前とし、ミスが起きた時に鬼の様に罵詈雑言を浴びせる人も嫌いである。「製品にミスが起きたら相手が100%悪いに決まってる。」と信じて疑わない人を私が嫌いな理由は、「リスクを考えていないから」である。

 

例えば、医療行為にて、ある薬を飲む場合に重大な副作用が1%の確率で出る…だが薬を飲まなかったら別の不利益が50%の確率で出る…だから薬のリスク1%を許容して薬を飲む。という流れになる場合が多い…だが薬のリスクは1%から変わらないのだ。医療行為と同様に、日常に溢れる便利な商品を買うにしても、それ相応のリスクとメリットを天秤にかけて買うべきだ。戦争などに影響されず安定して原発から電力を手にいれるメリットと事故のリスク政治家に投票するメリットとそれにより起こるリスク、忘れてはいけないのが行動するべき時に行動しないリスク、世の中にはリスクで溢れている。

 

「お金で全てが解決する。こちらはリスクを1%も負う必要がない。」と思うような人間には私はなりたくない。私は物やサービスを購入・利用する時は、それの物理的・構造的なリスクを考慮する。そして必要だがどうしても懸念が強い物やサービスを利用する場合は、保険をかける。自動車保険や火災保険を使ったり、数年後に問題が起きた場合でも販売側と確実に日本語で意思疎通ができる大企業やブランド、そのような場所で購入する。出品者の顔の見えないネット通販を利用するだけのリスクを私は背負いたくない。

 

お金は信用だという。では見かけ上は同じ性能の商品で価格が違う場合、その価格差を企業努力など資本主義的な理由と考えるか、なにかしら信用を減らしているのかの判別は常にするべきだと私は思う。

(2023年11月6日0:17文章の修正と最後の段落の追加)

原付二種は憧れるが微妙な存在

移動手段に迷ったので自分用に意見を整理する。高級車など移動手段にこだわりは興味はない。「維持費が安く、たまに気兼ねなく遠出したいな。」と思う。では何が私にとって最適な移動手段だろうか。はじめに結論を出すが近場を二輪で走るなら原付一種か電動スクーター、(電動アシスト)自転車。ド田舎なら軽自動車かカーシェアが理想だと思う。

 

原付一種(2025年〜新原付)

メリット:駐輪場に駐車可能。車検なし保険安い。普通自動車免許でOK。

デメリット:30km/h制限、二段階右折。二輪通行禁止道路を走り罰金されそう。

原付二種

メリット:60km/hまで出せるので丁度良い。車検なし保険安い。

デメリット:駐輪場に駐車は厳しそう。二輪通行禁止道路を走り罰金されそう。

中型自動二輪

二輪には交通事故のリスクが高い。維持費の安さや取り回しが上記と比べ悪い中型自動二輪はメリットがないばかりかリスクでしかない。バイクで高速道路は怖い。

 

原付一種は駐車場が安い。原付一種・二種は車検がなく保険も安い。だが、結局の所は修理は店に依頼するし車の保険を持った上での安い保険だったりするので、思ったより安くない。そこに罰金や、罰金による保険料の増加、二輪専用のカーナビ契約、事故時の修理費や医療費、ヘルメットなどなどの装備品の代金がかかる。結論、原付一種>軽自動車>原付二種。

 

原付二種が本当に恨めしいほど、中途半端な存在である。せめて駐輪場に止められるなら話は別なんだが…。そして原付一種を買うなら昨今話題の電動スクーター系を考慮するべきだ。まだ自分は若いんだし自転車でもいいという考えもある。結論、免許は取らない事は確定した。

(2023年11月6日0:35内容そのままで修正・補足)

次の疫病流行時SNSで発信する事

社会に不満が満ちるとSNSに新規参入者が増え情報が錯綜する。ネットを上手に使ってた人が相対的に減り、SNSにデマや呪詛を吐く人が増えた。2020年、私は「SNSが腐った」と思った。次に疫病や災害や戦争で社会に不満が溢れた時もどうせ腐るだろうが、少しは抗ってみたいと思ったので、抗う方法をブログに記録しまとめてみた。(随時更新)

2020年のTwitterを見て思った問題点

(1)右翼系外国人を排斥したいグループの共感を呼んだ鎖国論。

(2)真偽不明の人が倒れる動画が拡散。中国の隠蔽体質ゆえの陰謀論

(3)不足デマを否定する事で逆に買い占め被害が拡大。

(4)感染者への批判。病院関係者や県外ナンバーへの排斥。

(5)岩手県島根県の感染者ゼロへの村八分感&岩手の初期感染者が自殺というデマ。

(6)「夏になれば感染は落ち着く」という根拠のない期待論。長期計画の無視。

(7)マスク警察vs反マスク、各種マスクは無意味だとする映像や図解の流布。

(8)ワクチンにマイクロチップが入っている。→注射針サイズでの否定は厳しい。

(9)英語論文のネズミが猫に誤訳。ワクチン接種で2年で死亡→回数打てば死亡に変更。

(10)医者と称する人の発言の丁寧さの欠如。マスクの作りが雑と無駄批判。全否定。的。

(11)ファクターX・空間除菌・塩素吸引・BCG血管内投与etc...致死的な医療デマ。

2021年のTwitterを見て思った問題点

(1)役所に「新型コロナの存在証明」←猫でも存在しないと返される案件。

(2)ワクチン関連etc...

 

デマを流行させない為には

「話せばわかる」は通じない。フェイクニュースを見た人の半数が意識的か無意識なのかは知らないが、その訂正記事を読まない・避ける傾向がある。人間は(←主語がデカい)一度信じたモノを訂正しない。つまり、デマに飲み込まれる前に対応するしかないし、デマを信じた人は見捨てた方が効率がいい。

 

人間は自分で調べて確認した事を信じてしまう。なので知識がない人に「調べろ」と言う時は「グーグル検索すれば出てくるよ」と助言する行為は最低な行為なのでしない。「厚生労働省の、このページを閲覧すればいい」「CDCのこのページを調べれば良い」と言わないとダメ。逆に陰謀論や美容業界、水素水や珪素水を販売する業者はネット上にデマ記事やブログを大量に設置し、時にWikipediaを都合よく編集したりした後で「疑うなら調べてみな」と調べさせる戦法を取る。近年ではネット世論工作の背後にAIや軍隊が控えているので、Google検索をしても確かな情報はデマに物量で負けてしまう事を自覚しよう。

 

デマを流行させない為には、デマが流れる前に、デマの傾向と対策を伝えるしかないのだ。狂犬病とワクチンのような関係で発症したら100%終わりと思った方がいい。そして、まず教えるべきなのは身内である。次に友人、その次にネットのみんなである。

デマへの予防接種のネタ(保存版)

(1)ワクチンにマイクロチップ、液体チップ、磁石がくっつく、電気がつく、5G。

(2)ワクチン接種で死亡者が増える。感染者が増える。

(3)ワクチン接種者の呼気でワクチンの毒が空気感染。シェディング。

(4)マスクはスプレーを通す。←エアロゾルと飛沫の定義問題。

(5)エアロゾルと空気感染の定義。←マスコミは空気感染という言葉が好き。医療者側も空気感染とエアロゾルの言葉や定義を変えるべきと思う。

(6)超過死亡率、死亡率あたりの定義や説明。計算式がガバい。

(7)水際対策が絶対的に大丈夫なのか。水際対策の意味。

(8)検査の精度。これは医学生や中途半端な医学知識を持った人も注意。

(9)監視アプリの仕組み。監視を嫌い導入がない。仕組みを理解していない。

(10)経済を回すためにマスクを外そう。という矛盾。医療利権?化粧品会社にも利権。

(11)ウイルスはマスクより小さい。←飛沫なのか飛沫核なのか。1層なのか多層なのか。

(12)マスクを全員つける意味はない。←銃口管理のように相手を不安にさせない目的。

(13)マスクを外す条件を伝えるべき。←マスクを付ける時じゃなく、外す時を教えるべき。

(14)累計死亡者数のグラフが減らない。←議員がグラフを読めていない。死者蘇生だよ。

(15)グラフ系は騙しやすい。←大半の人はグラフを読めてないし、読めないと自覚しない。

(16)データは行動を変えない。←内容は大した事ないのに怖い怪談話。言葉より雰囲気。

医者や厚労省の対応

(1)見捨てる人を決めるべきだと私は思う。

(2)「もっと広報をするべきだった」マスク着用基準なんて誰も知らん。

(3)厚労省のPDFやポスターをもっと布教するべきだ。

(4)もっとコメンテーターやマスコミを攻撃するべきだ。やられっぱなしだった。

(5)画像で対抗するべきだ。混乱している人に言葉を読む余裕はない。

(6)「攻撃の的、悪魔ならない発信」医者が的にならないようにしないといけない。

(7)過剰なマナー警察は誰からも反感を買う。味方を増やして敵を減らすのが基本。

(8)「正常性バイアスだ」攻撃への対応。過剰な対応を否定しないといけない。

(9)トロールに餌をやるな。コミュニティーノートやスクショ(全文)引用などで対応。

(10)専門分野以外に手を出すな。専門分野以外に手を出して訂正すると攻撃の的になる。

(11)「イキった医学生・研修医の暴走を止める。」

(12)名誉毀損や侮辱罪の罪の重さを周知する。パニックになって暴言を吐く人を止める。

(13)お金の話をするな。検査キットやベッド代、薬の値段を公開するべきでない。正当な評価を妬んでる人にはできない。都税100億を無駄にして再選する知事と19万で辞職する知事。

(14)PCRの話。ロッシュの話。RT-PCRとCT値の解説。

(15)クロマトグロフィー系の検査キット、オレンジでも反応するの?

(16)イソジンを検査前にするべきではない。だが仕組みを悪用する人が出るので、「イソジンはゴミ」と言うだけで知事のブレーンを批判する良いと思う。

(17)デマ退治はするべきだが、素人がするべきではない。自警団の制御・排除。

余談1「this is a PPPen!!!」を覚えてる?

新型コロナが流行した時に、日本と欧米の感染者数を比べ、なぜ日本が感染者が少ないのかが話題になった。そこで「日本語は英語と比べ破裂音が少ない」という話が出た。皆からの失笑を買ったこれと同じネタが20年前、2002年のSARS流行事にもあった。10年・20年経てば大衆の記憶は消え失せ同じネタが繰り返されたのだ。それはつまり、2030年2040年に同じ悲劇が繰り返されるということだ。備えなければいけない。

余談2「僕の考えた最強の広報ビデオ」

次に新型の疫病が流行した時に僕がSNSに動画を作ってあげたい内容案。

 

(1)優しそうな警察官が銃口を向けて電車に乗る。銃口の先の乗客は不安がる。その乗客は警察官に「向けない」でと文句をいう。警察官は「安全装置がありますんで」という。だが警察官はクシャミをして銃を発射。車内に悲鳴が聞こえてシーンが終わる。マスクをつけようとテロップ。

 

(2−1)マスクの効果について実験する。スプレー。霧吹き。15秒動画。

(2−2)ウイルスのサイズとマスクの網目を解説。野球ボールやサッカーボールと網を持ってくる。網は1枚なら玉は通るが、複数枚なら?と実演する。30秒動画。

(2−3)マスクの種類について解説する。着色した霧吹きや粉が、どの程度貫通するか。ウレタン。布。不織布。噴射する勢いを同等にしないといけないが、それは解説不要。最後は、マスクをなしの状態にぶっかけて、マスクをつけられるならした方がいい体で終わる。

 

(3)人形を大量に作る。防火素材で作るverと、耐熱性の素材で作るver。周りがワクチンを接種すれば、周りも助かる。(ただ、コロナワクチンの程度で集団免疫に嫌悪感がある人がいるので、やらない方がいいかも。)

 

余談3「面白かった誤解」

医師「病識のない患者」→報道テロップ「常識のない患者」

 

清潔不潔論争。「風呂上がりの芦田愛菜が不潔で、イソジンぶっかけたおじさんの金玉が清潔、というような話だから」と説明していた人がいた。

 

「マスクを配るよりマスクを作る工場を作れ。」→2009年豚インフル。2020年新型コロナ。両方、需要が1年~3年で収まる。工場を作る企業は契約内容をしっかりしないと損。

 

医療崩壊」が具体的に見えない件について。病院はコロナだけ見ているわけではない。

 

日本医師会。日本医学会。皆保険精度。感染症の分類。などなど知識がボロボロだった。

未来の騒動を予想してみた23年11月版

「宇宙と軍事と医療」の知識を少し知ってるので、それを元に2030年2050年における日本の未来や騒動を予想していく。根拠もまとめて記載する。(2023年11月初旬に記載)

宇宙分野

2024年、日本、準天頂衛星(日本版のGPS衛星)が7機体制で運用される。これにより米軍が保有するGPS衛星がなくても、日本単独で日本〜豪付近での位置情報が把握できる。位置情報はドローン輸送や自動運転、船や飛行機の航行や軍事用のミサイルなどに利用され経済行動や軍事行動に絶大な影響を及ぼす。(これで米軍に位置情報という命を握られなくなった。)

 

その結果1→2025年より全国で自動運転が開始。ドローン配達も開始。

その結果2→2025年より米国製トマホーク、2026年より日本製長距離ミサイル配備。

 

懸念点として、人工衛星を宇宙へ運ぶ新型の衛星H3ロケットイプシロンロケットの開発が予定より遅れている事。現状ではH3で打ち上げる予定の人工衛星を、既存のH-ll Aロケットで打ち上げるしかないが開発や予算などでゴタゴタになると予定が遅れる可能性がある。

 

その他の宇宙の出来事。

2023年〜24年、元ZOZO社長の前澤さんが月に行く。(月に降りない弾道飛行。)

2025年、アルティミス計画(1972年を最後に50年以上行ってなかった月へ人が降り立つ。)

2028年、ゲートウェイ計画(月の周りに宇宙ステーションを作成して拠点にする。)

2030年、現在の国際宇宙ステーションが廃棄処分。ロシア次第で2028年の可能性あり。

2030年代、火星へ人を送り込む計画。月面基地の建設。(ロシア&中国、米国&諸国)

→正直、イーロンマスクが開発中のスターシップが完成しない限り月にはいけない&昨今は戦争など情勢が不安定という事もあり、2025年以降の計画は無限に遅れる可能性がある。

 

現状では夢物語だが、2025年〜2050年に日本の大林組宇宙エレベーターを建設する構想がある。この話は、都市伝説芸人の関暁夫も書籍でネタにしている。

 

軍事関連

はじめに、軍事に簡単に詳しくなるには防衛省がHPで無料でPDFを公開している「防衛白書」を読む事だ。YouTubeに大量にある、低俗な日本スゲー動画を見るのは時間の無駄だ。

 

核兵器の国際関係

相互確証破壊】簡単に説明すればアメリカとロシアの関係を意味する。アメリカがロシアに先制核攻撃してロシアの全土を焼き払っても、ロシアはアメリカにやり返す能力がある。逆も然り。この能力を持ってる事でアメリカとロシアは、お互いに本気で戦争できない。長年、ロシアとアメリカだけの関係だったが、2030年ごろには中国も相互確証破壊能力を持つ。

 

その結果→2030年ごろになると、米国・ロシア・中国は本気で戦争できない関係になる。日本周辺では台湾や朝鮮半島で中国やロシアが攻めてきても、アメリカは本気を出せない。今のウクライナの様に泥沼で長い戦いを強いられる。

 

台湾有事

中国が本気で台湾に軍事侵攻する能力を持つのは2025年〜2027年ごろ。(その予想の裏をかいてそれ以前に台湾有事が起こる可能性もある。直接は侵攻しない非軍事的な方法で。)

 

中国にとって軍事進行で問題になるのは大量の陸上戦力を、中国から180km離れた台湾に輸送する能力が現状ではない事だ。一度なら輸送するのは可能だが、日本と米国が参戦した場合に輸送を妨害され長続きしない。戦略研究所(CSIS)のシミュレーションでは台湾有事に現状で負ける場合は日本が米軍基地の利用含めて参戦しない場合のみだが米国も甚大な被害を被る結果が出ている。その結果から米国が参戦を渋る可能性もあり、そうなれば最悪の結果になる。

 

【中国軍のここがすごい!】中国には射程1500kmの大量のミサイルを保有している。故に戦争中に中国近海や沖縄の海や基地はミサイルが大量に飛来する。日本の本州もほぼ全域が射程に収まっているので、戦争が始まれば被害がなくても確実に脅される。ミサイルの精度が高いので、港に停泊する軍艦の弾薬庫の真上や、発電所などの施設の弱点となる場所をピンポイントで攻撃する事ができる。(北朝鮮のミサイルは誤差500mとかなので、その誤差を補う為に核兵器化学兵器をミサイルにつけて飛ばしてくる可能性がある)

 

補足:中国が保有するミサイルは2000〜3000発とされている。なお現在のロシアは3000発以上のミサイルをウクライナに発射している。(位置情報を伝えるロシアの人工衛星が不調でミサイルの精度が悪いとされてるが、それでも3000発の攻撃に耐えるウクライナすごい)

 

【中国に台湾が取られた場合の問題点】

(1)日本に向かう多くの輸送船が台湾とフィリピンの間を通る。使えなくなった場合はインドネシアから迂回する必要があり、輸送費が跳ね上がり経済的に日本は死ぬ。

(2)中国が太平洋へ出やすくなり太平洋側から中国の軍艦が日本に威圧できる。台湾を迂回した輸送船も危険に晒される。アメリカがグアムやハワイまで撤退する可能性も出てくる。

(3)覗かれる。台湾近海は海底ケーブルの集積地であり、ネット通信の情報を盗まれやすくなるし、台湾は富士山より高い山を有しているので、レーダー施設として利用される。

(4)台湾は世界有数の半導体メーカーがあり奪われれば産業と軍事で中国にリードされる。だが材料や製造機器などは日本や韓国の影響範囲もあるので、完全に失う訳ではない。

 

【日本の対応】

日本は2026年に向け防衛費倍増、2030年に向けて各種装備を拡充する。ただ存在する軍隊から、使える軍隊に自衛隊は変わる。2030年までは移行期である。秋田・山口で建設反対にあったミサイル防衛のイージスアショア(防衛省の対応も不味かった)も2027年以降に船が完成する。2025年から2030年までに九州から沖縄に長距離ミサイルが配備される。

 

国はどう衰退するか

この先の人口がどうなるかを知れば未来が見える。今栄えているどの国も、若者が減り高齢者が増える。移民を入れ労働力を確保する国がいるが時間稼ぎにしかならない。日本は2040年には地方財政が維持できるか不安になるレベルになる。韓国は2060年代には日本より人口問題が悪化する。中国は現在人口のピーク、インドは2030年頃にピークを迎え減少する。これから人口が増えて、それによる経済的メリットを得るのはインドとアフリカだ。

 

中国の場合は人口減少スピードが一人っ子政策の影響で他国と比べられない。人口の規模も桁違いだ。また、高齢者への社会保障制度や寿命なども考慮しないといけないし、集計され公開されたデータが本当かも疑わないといけない国なので個人で予測はできないと判断する。概ね中国はこれから下り坂だが本当に衰退するのは2050年〜2100年の話で日本より後である。

 

日本は移民とは言葉にしていないが技能実習生や留学生という身分で労働力を確保している。コンビニの店員の国籍や人種を思い出して欲しい。日本のチャンスとしては、世界各国より高齢化が一足早くに収束するので2050年〜2100年の時代に巻き返せる可能性がある事。

 

電力は中東の石油に依存するが核融合発電が2025年〜2035年に開発される予定。2040年以降には実際に動いている事を私は願っている。そうすれば海水から無限に電力を確保できるので中東依存が減る。中東で戦争が起きても大きな問題にはならない。無限に電力がいるものといえばAIである。自動化やAIにより人口が居なくても産業ができる時代になれば、少ない人数で国を運営できるようになる。そう願っている。

 

内閣府が進めるムーンショット計画と核融合発電、それが実現するならば理想の世界が来るだろう。だが2050年までに日本は2つ問題がある。災害と戦争だ。

 

災害

九州〜静岡の間の太平洋側の地域は南海トラフのリスクがある。311後のアウターライズ地震も警戒されているが、311で隣接していた千葉沖や知床沖の太平洋側のプレートも警戒されてる。いつ発生してもおかしくないと言われているのは、東海地震、首都直下地震、富士山の噴火。

 

南海トラフは311より震源地域が違いので津波がすぐに到達する。和歌山県串本では揺れている間に津波が来る想定である。2040年頃の人口減少により地方の経営維持が厳しい時期にもし発生すれば、被害地域の復興は絶望的だろう。(私は切り捨てる所は切り捨てるべきと思う)

 

富士山噴火は唯一、噴火直前に警戒できる災害だが、火山灰が大量に首都圏に降る事で首都機能が麻痺する。防塵マスクなしに外は移動できないし病院は麻痺、発電、上下水道も被害が出る。火山灰は雪の様に処理はできないので、ゴミ袋に詰めて東京湾に埋めないといけない。復興にはかなりの時間がかかる。

 

首都直下は震源地に複数の想定があり、震源地次第で被害が決まる。大規模火災に注意。復興する余力があるかだが、首都なので全国から人と金をかき集めて復興するだろう。

 

余談として温暖化により台風が発達し、地下に埋設していない電線は切れる。停電が頻発する様になる。発電機も災害用具に加えるべきだろう。

 

戦争

2030年頃から核兵器関連の雲行きが怪しくなる。中国とアメリカが本気でやり合えない関係になれば日本はウクライナの二の舞にならぬ様に独自の核兵器保有する議論を必要とする。2030年〜2050年の間に核に変わる新型兵器が出ない&世界の他の国が核兵器をこぞって持ち始めた場合は日本も核保有国になるだろう。

 

日本・イギリス・イタリア・(スエーデン?)で開発中の最新鋭戦闘機は2025年に初飛行、2035年から配備、2050年の制空権確保をになう。2035年の戦闘機は周りにAI操縦の飛行機を携えているがまだ、人間が空を飛ぶ。完全自動化になるのは2050年とか、その時代だろう。

 

おそらくAIに命に関わる仕事を任せ始めるのは2050年前後じゃないかと思う。現行世代の高齢者がマイナンバーの手続きすら難儀する事を考えると日本は自動化までの繋ぎで移民を入れるのかも知れない不安がある。(文化や治安ー日本ぼブランドイメージが下がると思うので移民に私は否定的だが、実際、予想される労働力不足の程度を知らないので移民を否定できない)

 

マイナンバー関連

2024年秋にマイナンバーカードは保険証と一体化。2025年中にマイナンバーカードは運転免許証と一体化。公開情報ではマイナンバーは各省庁で、個別に運用される。省庁を跨いで検索はできないし、番号だけ漏洩してもできる事は限られる。

 

2025年中に、今までバラバラだった全国の行政の基幹システムがamazonクラウドに以降する。おそらく期限内に以降できずゴタゴタするだろうが2026年…2027年となれば落ち着くと思われる。2030年頃にはマイナンバーカードは今よりもっと市民に利益をもたらすと思う。

 

興味があればデジタル庁のホームページや、以前の総務省のホームページを閲覧するべきだ。マイナンバーカード反対派は大半は誰かの意見に操られてる。国の意見も聞いていないし、調べてないという事はそれだけ責任感もない。操り人形で無責任な社会の反逆者だ。

 

最後に

暗い未来を見せ、恐怖を掻き立てる方が視聴率や閲覧数が伸び金儲けができる。故に世間では暗い未来予想が多いが、それでも私たちは生きていく。前向きに日本を作っていこう。

 

ただ、全ての人が明日の社会の発展を望んでいない事も注意しないといけない。コロナ渦でも騒いでいたが反文明主義、反知性主義を掲げるような陰謀論に惑わされてはいけない。社会不安になれば多くの人が同様し、怪しい情報に飛びついてしまう。どんなに賢い人でも状況次第で詐欺にあう。戦争でも選挙でもSNSやメディアで世論工作が多く巧妙になり、AIにより大量にデマが作られる時代になっている。自分を持って、アナログの自分を大切にし、変な思想にならない様に気をつけてください。