ストレルカの記録場

軍事や宇宙開発、医療の話題。

2020年新型コロナ騒動とマスク騒動の個人的記録

感染症法上の分類

2020年2月1日〜指定感染症

2021年2月13日〜新型インフルエンザ等感染症

2023年5月8日〜5類感染症

 

病院での扱いが「2類相当」という報道から「2類」と勘違いした人が多くいた。日本でワクチン接種がスタートしたのは2021年2月頃。米国では2020年12月に接種開始。

厚労省マスク着用推奨基準(意訳)

2020年6月〜「屋外で2m離れている場合はマスク不要。」

2022年5月〜「屋外で会話しない場合はマスク不要。2m以内で会話するならマスク着用推奨。」「屋内で2m以上の距離と十分な換気があり、会話のない場所ならマスク着用不要。」

2023年3月〜「病院や混雑する公共交通機関以外では不要。」

 

日本では海外と違いマスクを着用しなくても罰則はないが飛行機などでマスクの着用のお願いに抵抗し暴力沙汰になった事例では逮捕者がでた。反マスク運動と称してノーマスクでデモ行進なども行われた。マスク警察と反マスクがSNS上で揉めていたが、厚労省のマスク着用基準を調べて理解した上での口論には思えないものも多かった。

マスク転売禁止

2020年3月15日〜2022年8月12日メルカリ(フリーマーケットアプリ)にてマスクの出品不可能になる。

アベノマスク

2020年4月よりアベノマスク配布。アベノマスクにより、マスク不足のパニックが抑えられたという意見と、大金を使いマスク配布するよりマスク工場を建設した方が良かったという意見あり。因みに2009年の豚インフルの時と同様に一時的なマスク需要増加の為に工場を建設するのは企業にはリスクが大きい。(マスク増産を命令する国との契約内容次第)

全員が全員マスク着用すべきか?

2020年2月のSNSの空気では「発熱外来で患者を診る医療従事者はマスクとゴーグルが必要だが、一般人がマスク着用する意味は薄い。」という意見が多かった印象。2020年4月よりCDCが「全員マスク着用しろ」と方針転換。病院のマスク不足が解消しつつあった事や、無症状や軽傷の感染者が多い事などなどの理由より方針転換となった。

備考

マスクを着用する事が、まるで政府の言いなりになる事の証明のような論調で陰謀論者が群雄割拠していた。主婦層や高齢者など社会との交流が薄い層が陰謀論にハマる印象。子供のマスク着用を親が嫌がった例も見た。長期的な酸素不足を謎に心配したり、熱中症や表情がわからない云々も話題にあがった。聴覚障害者用に透明なマスクも登場。自作マスクも流行したが、乾燥方法が衛生的に怖いものや、”滅菌”ガーゼを使うものが紹介され物議を醸した。マスクの外し方問題とマスクゴミ問題。急造したマスクの蛇腹の向きが異なる事に対する医者の無意味で周囲を不安にさせる文句も話題になった。個人的に「マスクを外していい時」を広報するべきだったと思う。